今日の運勢について
今日の運勢によく使われるのが星座占いであるが、それは、星占いともいわれ、西洋占星術を簡略化した占いの一種で、サン・サイン占星術とも言われています。ここでいう「星座」は、占星術の「宮」(サイン)のことであり、現在の夜空の星座とは異なるので、注意が必要です。
星座占いとは、誕生時に太陽が十二宮のどの宮(サイン)に位置したかにより、その人物の性格や相性、運命などを占う占いで、太陽暦であるグレゴリオ暦では、誕生日さえ判れば太陽の位置も判るため、簡便な占いとして、急速に普及してきました。
また、星座占いの占い師の中には、月星座占いを駆使し、ホロスコープ(天球図)を作り、さらに細かく占うという方法をとる占い師もいます。
09年に宗教と国民生活に関するピュー・フォーラム(Pew Forum on Religion and Public Life)が行った世論調査によると、米国人の約4分の1が星座占いを信じているとされるなど、海外でも馴染み深い占いである。今や、若者向け・主婦向け雑誌の多くにこの占いによる運勢判断コーナーが用意されています。
13星座占い
1995年、天文学者のジャクリーン・ミットンが黄道上に十二宮(12星座)以外にへびつかい座があることを発見したことを起源とする占いで、一般的には十二宮による占いが広く普及しているものの、Yahoo!占いなど一部のサイトや一部の占い師は、この方式に基く占いも併せて提供しています。
現在の星座の位置と各宮の位置とがズレているという批判があるが、これらの批判は占星術における宮(サイン)と夜空の「星座」を混同した結果に基づくものであるとして、占星術界においては却下されています。