レシピについて
レシピ(recipe)とは、何かを準備する手順書である。特に料理の調理法を記述した文書を示し、本書で説明する。
飲料や食品以外の調製法の場合はフォーミュラと呼ばれる場合がある。
現代の料理レシピは通常複数の要素で構成される。
料理の名前(場合により、地方または由来)
調理に必要とする時間
必要とする食材と、その量または分量
必要とする調理器具や道具
調理する順番にそった手順一覧
レシピで出来上がる料理が何人前か
レシピには、保存期間と冷凍可能かを示すものもある。
初期のレシピには、情報が欠けていることが多く、既に調理法を知っている人への食材と分量の覚え書きとされていた。
伝統的料理のバリエーションを一覧するレシピもある。
語源
レシピ(recipe )は「(命令を)受け取る」を意味するラテン語recipere の(二人称単数現在能動)命令形recipe に由来する。これは元々、医者からが薬剤師への、材料の準備ができるよう指示(処方箋)を命ずる語であった。
1740年頃から料理用語として使われ始めた。現在では料理用語として広く一般に認知されている。現在処方箋の表記の略語(Rp)に名残がある。