郵便局営業時間についての解説

郵便局営業時間について

日本において「郵便局」と称するものは、歴史的には逓信省、郵政省、総務省郵政事業庁、日本郵政公社と続いた国の機関であり、07年10月1日の郵政民営化から12年9月30日までは郵便局株式会社の事業所、12年10月1日以降は日本郵便株式会社の事業所である。

郵政民営化以降
郵政民営化後は集配業務および時間外窓口についてはすべて郵便事業株式会社の事業となり、郵便局を運営する郵便局株式会社からは切り離された。また郵便局内にあるATMについてもゆうちょ銀行の管理となった。したがって郵便局の規模の大小に関係なく郵便局は主として窓口業務のみとなり、郵便局の区別は現在では「直営郵便局」「簡易郵便局」の2種類に区別される。郵便局の業務の約9割が委託(郵便・貯金・保険)である。12年10月1日付で郵便局株式会社が郵便事業株式会社を吸収合併し、日本郵便株式会社が発足したため、郵便業務が自前業務となり、貯金・保険が受託業務の中心となった。

日本の郵政事業は時代とともにその事業主体がさまざまに移り変わり、その変遷とともにそれらの根拠法が示す郵便局なるものの定義や設置趣旨なども多少異なっている。