回転寿司について
回転寿司(かいてんずし)とは、各種の寿司を載せた小皿を客席沿いに設置されたチェーンコンベア上に連続して循環させ、客は寿司を皿ごと自由に取り上げる、半セルフサービス型の安価な寿司店の形態。
価格は通常、皿の色柄によって何種類かに分かれており(全皿均一価格の店もある)、食後に皿の枚数を数えることで精算を行う。欲しい種類の寿司が流れてこない時や、温かい汁物、冷たい飲み物などは、客が別途注文を出すことになる場合がある。既に回っている種類の寿司であっても、新たに頼んで握ってもらうこともできる。
客席はコンベアの高さにカウンターが設置された席と、ややコンベアより低い高さにテーブルとソファーが設置されたボックス席とがある。客層として家族連れなどが多い店は相対的にボックス席の比率が高い。
寿司以外には副食類や飲み物、デザートなどを回している店もある。子供向けや工程削減などのために、わさび抜きで握っている店舗では、無料で使用できるわさびが回っていることもある。
回転寿司は通常の飲食業と異なり投資ビジネスと呼ばれ、大資本が大きな投資をして成功することが多く、小規模店舗は生き残りが困難とされている。