プロテインについての解説

プロテインとは

プロテインとは、一言でいうと、アミノ酸スコアの高いたんぱく質のことをいいます。また、英語では、たんぱく質のことをいいます。

たんぱく質は三大栄養素の1つで、筋肉や臓器などの構成成分となるばかりでなく、生体機能を調整するペプチドホルモンや酵素、神経伝達物質にもなって、生命維持に欠かせないものです。たんぱく質はアミノ酸が集まってできていますが、そのアミノ酸は全部で24種類あるのですが、このうち8種類(幼児の場合9種類)は人間の体内で合成できず、必須アミノ酸と呼ばれています。

体が必要とするたんぱく質を効率よくとるためには、食品のなかに含まれる必須アミノ酸の割合が大切となり、これを表した数字が「アミノ酸スコア」と呼ばれています。その数値は、FAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)で定められた値が一般に使用されています。

必須アミノ酸は、どれか1つが不足すると、ほかのアミノ酸もそのレベルまでしか働かない性質をもっているので、アミノ酸スコアの高い食品ほど、効率よくたんぱく質を摂取できるのです。

栄養成分としての働き

サプリメントとしてのプロテインは、「高たんぱく食品」の意味をもっていて、アミノ酸スコアが高い良質なたんぱく質です。